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変動金利と固定金利の違い

変動金利と固定金利

マイカーローンやオートローンの金利には変動と固定の二つのタイプがあり、それぞれのメリットとデメリットが挙げられます。ディーラーで借りるローンの場合には多くが固定金利となりますが、銀行などの金融機関で借りるマイカーローンなどの場合には変動金利となることもあります。

それぞれの金利の違いを知っておかないと返済の計画が崩れてしまう、思った以上に負担が大きくなってしまう場合もあるので、ローンの申し込みを進める前に、利用前に金利についてはしっかりと確認をするようにしてください。

金利が上下する可能性がある変動金利

銀行のマイカーローンやオートローンで見られる変動金利は、金利情勢等によっては契約中に金利が上下する可能性があります。例えば契約時には2%であった金利が、3%や4%となる可能性もあります。

住宅ローンで多く採用されている変動金利は、金融機関側が抱えるリスクが少なくなるために金利を下げられるメリットがあります。低金利で貸し付けた後に金利が上昇したとしても、変動金利であれば変動幅に合わせて金利を引き上げれば良いので、貸し付ける側のリスクは軽くなります。

いくら契約時の金利が低いとしても、金利がコロコロ変わると利用者側としてはデメリットが大きいように思えてしまいます。しかし、変動金利とは言っても金利が変動するサイクルは決められているので、毎月のように金利が変動するといったことはありません。

また、マイカーローンやオートローンは長くても10年、大体は5年程度で完済をする契約となるため、30年などの長期に渡って返済を続ける住宅ローンに比べると金利変動のリスクはいくらか吸収ができます。

≫住宅ローンほどの見直しは無い

変動金利となる住宅ローンは毎月のように金利が見直され、適用される金利が細かく変動します。しかし、マイカーローンやオートローンの場合には住宅ローンほどの頻度での見直しがされない場合が多く、実際に変動金利での契約となる静岡銀行のマイカーローンの金利は数年間変動していません。

金利が変わらない固定金利

ディーラーローンでは多く採用がされる固定金利は、その名の通り金利が固定されます。契約期間中に金利が変動することなく、完済まで決められた金利での返済を進められるようになります。

変動金利とは異なり、金利情勢に左右されずに金利が固定されるため、貸し付ける側としては金利変動のリスクを背負うことになります。そのリスクが金利に反映されてしまい、変動金利よりも固定金利の方が適用される利率が高くなります。

ただし利用者側が金利変動のリスクを背負うことはないので、当初の計画通りに返済が進められるメリットがあります。決められた金利で決められた金額を支払う内容となり、返済期間が長くなりがちな大型のローンでは固定金利の良さが生きてきます。

≫期間が限られるとメリットも半減する

固定金利は返済期間が長くなるローンほど安心感が大きくなり、誰にも分からない今後の金利に左右されずに計画通りに返済が行えるのが良さです。住宅ローンなどの長期の返済となるローンであれば固定金利も十分な選択肢となりますが、5年程度で返済をし終える場合が多いマイカーローンやオートローンに関しては固定金利のメリットはそこまで大きくはなりません。

返済計画と合わせて確認を

マイカーローンやオートローンの利用であれば変動金利か固定金利かはそこまで気にしなくても良い場合が多いですが、それでも利用前には念のために確認をしておきましょう。人気の高い銀行のマイカーローンは変動金利でも数年間は金利が変動していないので、そこまで大きく気にする内容とは言えないものの、確認すべき点はしっかりと確認をしておくべきです。

ディーラーで借りるローンも銀行で借りるマイカーローンやオートローンも、どれも借金であることには変わりはありません。借りる前には返済の計画を立てておき、加えて金利に関してもしっかりと見ておくことで安心してローンを利用した車の購入が行えるようになります。

マイカーローン、オートローンなどの金利に不明点がある場合には、問い合わせて確認をしてください。来店不要のネット申し込みが行える銀行のローンでも、コールセンターなどで確認ができます。

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